『信州100年企業創出プログラム』が第11回イノベーションネットアワード2022の優秀賞を受賞しました。
『信州100年企業創出プログラム』が第11回イノベーションネットアワード2022の優秀賞を受賞いたしました。
本アワードは、地域特性に応じて実践された多様な地域産業支援プログラムの中で、優れた取り組みを積極的に評価し、表彰することによって、さらなる地域産業振興・活性化を目指すものです。本プログラムを通した県内地域企業への定着や地域への定着率が80~90%を達成しており、丁寧なマッチングシステムと大学でのリカレント学習が人材の採用・定着の意思決定に重要な役割を果たしている点が評価され、このたびの優秀賞受賞に至りました。
本プログラムは、県内地域企業と都市圏人材をリカレント教育で繋ぎ、県内地域への人材定着を図る一連の取り組みです。
次の100年を切り拓くために『組織を成長させたい長野県の地域企業』と『地方活性化を目指す都市圏人材』をマッチングし、その後『都市圏人材』は信州大学のリサーチ・フェローとして6カ月の間マッチングした『地域企業』の課題解決と実践研究に取り組みます。最終的に、企業・人材、双方の合意により当該企業や地域への定着に繋がっていきます。
本プログラムは、地方創生事業の一環として内閣府や文部科学省でもモデル事例として報告(※)され、石川県(金沢大学)や富山県(富山大学)など他地域に展開されるとともに、海外からも注目されています。地域企業と優秀な人材をリカレント教育で繋げ、その結果、新事業創出や地域産業振興を推進する新規性に対し、多方面からの問い合わせをいただいております。
※ モデル事例報告:
a.2020年10月23日 内閣府 第15回 経済財政諮門会議(都会から地方への経営人材の移動に向けて にて報告)
b.2020年12月9日 文部科学省 第4期中期目標期間における国立大学法人運営費交付金の在り方に関する検討会(長野県 阿部知事が信州大学との連携事例として報告、信州大学の特色ある取り組み・地域への貢献として報告)